Reactの公式ドキュメントの概説を読んだあとに、Next.jsの概要をつかむために学習した。
流れの通りに順を追って作業していくと、Webサイトをつくりながら要点を理解できる。
ダウンロード資料での説明では、実務でも使われているデザインツールであるFigmaでのデザイン案確認から、ヘッドレスCMSの扱いやAPIの設定、CDNへのデプロイまでの道筋まで、順を追って説明してくれている。
コードを書くだけでなく、それに至るプロセスまで手動で進められるのは、作業の実感がつかみやすく、分かりやすかった。
その反面、Reactの書き方そのものに関する説明の分量はコラム程度で少ないため、別途公式ドキュメントにあたるほうが良いと思う。
個人的にありがたかったのは、CSS Modulesでのスタイルの当て方を学べたことかもしれない。
CSSの記述も、変数を使用したり、メディアクエリを用いるなど、状況に応じたテクニックがあることが学べてよかった。
本書はPeges Routerを利用している。
App Routerで作成する場合、ルーティングやサーバーコンポーネントの扱い、レイアウトの設定など、変更すべき点がいくつかあるので、その都度確認する必要がある。
いずれにせよ、作業手順が非常に分かりやすいため、先生に手取り足取り教えてもらっているような学び心地がして、とても良い。